ひのきしんとは ~神様に感謝するおこない~

ひのきしんとは「日」の「寄進」

ひのきしんとは日々に寄進するという意味で、なにごとも神様に生かされて生きている感謝と喜びのこころを神様に捧げるおこないのことです。
時間、場所、方法が決められている祭儀とはことなり、日々に行なえる生活に密着した信仰的行為ともいえます。
おこないの形に違いがあっても、つとめる者の心ひとつでひのきしんとなるのがこの教えの特徴といえます。

神様へのお返しは「人助け」で

神様に捧げるおこないであるとはいっても、人間が生活しているなかで行われるかぎりは、陽気ぐらしを見てともに楽しみたいという神様の思いに応えることが、一番、神様にお喜びいただけることとなります。
ですから、神様に対するお返しは、人を助けるおこないが重要な要素になってくるといえるでしょう。

ひのきしんはみかえりを求めない心でつとめるもの

ひのきしんは、あくまでも生かされて生きていることへの感謝と喜びのおこないです。
けっして見返りをもとめてするおこないではありません。
『みかぐらうた』では

ふうふそろうてひのきしん
これがだいゝちものだねや 「十一下り目  二ツ」

よくをわすれてひのきしん
これがだいゝちこえとなる 「十一下り目  四ツ」

『みかぐらうた』参照

と歌われてはいますが、これはあくまでも自分自身が陽気ぐらしに近づくための、いわば、心の成人をとげるための「たね」であり、「こえ」(肥の意)となるという意味であります。

人を助けるおこないを神様に捧げることは、将来の自分自身を作り上げていく元になります。
人をたすけるおこないを重ねれば重ねるほど、人を助ける心が生まれる源となり、結果的に陽気ぐらしに近づく心へと変わっていくとお教えいただいています。※今度、いんねんの教理で詳しくやります。

少なくとも、ひのきしんに汗を流しているとき、清々しい気持ちになるのは、誰もが体験していることではないでしょうか。
この気持ちこそ、陽気ぐらしに近づいているという信仰的体験ではないかと私は思ってます。

今回の得た学びは

「ひのきしんとは、日々神様に対する感謝のおこないのこと」
「神様に対する感謝は、神様に喜んでいただける人を助けることが一番良いでしょう」
「ひのきしんをすることによって、陽気ぐらしに近づいていく」

生かされて生きているということを感謝し、人をたすけることを積み重ねることが、自分の将来をつくる種となり肥となって、陽気ぐらし世界が実現していくとお示しくださっているのです。

今日も生かされていきているんだ~、、、、
と、しみじみ味わって通りましょう✊
あと、なんでも良いので人助けしま~す☆

さあ、ともに教えを学んで実行し、より良い生活を過ごしてみませんか☆